政府に対して言いたいことは山ほどありますが、何を言ってももう遅いです。実は長々この日記に総理大臣という役職について文章を書いたのですが、今更ばかばかしくて全部削除してしまったところです。
私事ですが、先日50歳になりました。最近思うことを書いてみます。それは江戸時代の士農工商という身分制度に関してですね。身分って何だろうって考させられた一場面が、朝の連続ドラマ『おひさま』の中にあります。ソバ屋を営んでいる家庭の息子さんと主人公で学校の先生をしている女性が戦時中に見合いをする場面です。ソバ屋のご両親は私から見ても主人公の家人よりも身なりが整っていていかにもお金がありますって感じでした。それなのに、自分たち(ソバ屋さん側)の方が身分が低い・・・、という表現があったんです。あーーー、なるほどねぇ。やっぱり商人って身分が低いと思われても仕方ないという謙虚さが無くなったら終わりだって事なんでしょうね。
商人ばかりのこの国、私を含めて謙虚さが無くなっていますよね。オマケに、商人よりも下(つまり税金を納めることすらままならない方々)の人もたくさん増えて、さらに彼らに謙虚さのみじんも感じられないこの国の将来は・・・、ですね。
身分とは高い低いではなくて、世のため他人(ひと)のためになっている人ほど敬われるべきだと言う意味だったことがやっとわかったこの頃です。江戸時代って素晴らしい!!!