最近のカープは日本の経済のようで面白くありませんが、人生と同じ様に負のサイクルから抜け出すことはたった一つの勝利よりも難しいと言うことを証明しています。まあ、日本で無くて、カープで良かったかな?
突然ですが、皆さんは常に変化を求めていますか?安定を求めていますか?もちろん私は不安定と成長、その先の安定というチョーわがままな事を求めて日々生活しています。
日曜日にたまたま映っていたテレビ番組で、私が過去に2度訪れたことのあるオーストラリアのクイーンズランド大学が映し出されていました。一度目は私が20歳の時にバックパッカーでブリスベンでワーキングホリデーを満喫している京都出身の日本人の家に数日泊めていただいたときに獣医学部があるとのことで訪問しました。なにげに通った校内で日本語科がその当時からあったことは知っていました。2度目の訪問は、ブリスベンにある犬猫の腫瘍外科の勉強に訪れた際にツアーの一つとして訪問し、以前は無かったと思う大学の動物病院を見学することが出来ました。そんな少し知ったかぶりの出来る大学の校舎がテレビに映り、日本人女子学生と日本語の話せる女子教員が、『オーストラリアは、日本と違って自分の考えを正直に話せるし、意外と他の国よりも学費が安い』ってな事を話している場面を見てしまいました。
なるほどそうかもしれません。だけど、いくらオーストラリアでそんなに感じたとしても、日本に帰ってきたらその学生も元に戻ってしまうことでしょう。わざわざ外国に行かなくても、この国だって私のように思ったことをズケズケ話す人も居る訳です。逆にオーストラリア人から見たら、ズケズケしゃべる日本人よりも日本のおしとやかな日本人を見る方が『いいね!』と思っていると思いますよ。
つまり、どっちでも良いって事です。すべてこの国は自分で決めることが出来る、良い国の一つであることだと言うことですね。
広島カープの今後は、おしとやかであっても良いし、ズケズケでも良いし。とにかく、勝つためにどちらも必要と思って個々が勝利に執着する事が大切だと言うことですね。結果を出し続けた監督にも問題はあるでしょうが、みんなが一丸となってはいけません。みんなまとまってしまうと負の連鎖から抜け出す術が見えなくなりますよ。