昨日、久々に会議があり普段お会いしない獣医師免許を持った人たちと会合いたしました。約半数の方は獣医師免許をお持ちですが、学校の先生をされていたり、公務員職の方だったりします。
獣医師会という組織は開業している我々だけではなくこういった他の職種の人も合わせて獣医師会という名目となっております。まあ、穏やかに会議は進んでいき、学校飼育動物の診療等のサポートに関する議題になりました。
問題は多々ありますが、総じて学校側職員の個人的理由であったり、PTA側の問題であったり・・・。そんな理由は考えればいくらでも出てきそうなお話しばかりで一向に前に進みそうにありませんでした。結局動物を飼うのは一部の学校にとどまっているし、それもやる気のない学校とPTAが揃うとまず飼育を断念すると言う一番簡単で、楽な方法をとってしまい、飼育頭数は激減していると言うのが結論の様でした。
そもそも、この会議の冒頭で会長が将来飼育頭数が減少することが予測されるこの業界の将来を不安視する意見が多々ある、と明言されこの会議が始まりました。だから、子供達が少しでも自分たち人間と違う価値を持った動物たちから何かを感じ取って心豊かな人生を歩める様になるかを考える会議なんだなと感じていた私はここでまたやってしまったわけです。
学校の先生も、獣医の先生も『先生』と呼ばれる事にもっとプライドを持って、しんどいこと、困難なことをどうにか克服してその先にはとても楽しい事があるんだと言うことを次の世代に伝えていかないといけない職務があるはずです。結果としてそれが出来ていないから、動物を飼うと大変、お金が要る、休みがなくなる、責任を取らされる等々、わかりきったマイナスイメージばかりが先行し、結果として飼育頭数の減少を起こしていると私は考えている。それは、『先生』と呼ばれている人達の至らなさが結果として表れているはずです。先生という職業の人は結果を出すための努力を惜しまない人に対してのある意味『敬語』であると私は思っています。だから、楽をする事、責任をなるべく逃れる事しか考えないことを目的とした人達を『先生』と呼ぶ必要はない。だからこそ、周りの人達から真の意味で『先生』と呼んでいただけるように精進することを会員全体に周知徹底する事を求めます。
ってな感じで懲りもせず吠えてしまいました。
あーーー、またやちまった。ホントに懲りない私です。