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猫の飼い方
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September 05, 2018

猫の飼い方 ID:1536107033カテゴリー » 院 長

最近、子猫をお連れいただく事が多くなったように感じます。まあ、子犬が減ったとも感じますので相対的な感覚だと思います。以前は血統書付きの猫をお連れいただく方も目立ちましたが、最近ではほとんどが愛護関係の人や団体から譲り受けるケースだと思います。もちろん、拾った猫というケースが相変わらず多いと思います。
最近は猫も室内飼いを推奨されておりますので、多くの方が外には出しませんとおっしゃいます。もちろん、獣医師サイドも多くの先生が室内飼いを推奨されていると思います。
当病院の診察の中では私個人的意見として、許されるのなら出入り自由が良いと思います、ってお話をさせていただいております。もちろん、賛否両論でしょうからただの意見としてお伝えしております。
そんな話をしていると多くの人が近所の迷惑になるからという理由で室内飼いを決めていらっしゃるようですね。ごもっともです。昨年も出入り自由にしていたら、外で何か食べたらしく畑で血混じりのものをはいて死んでしまった猫も居ましたし、数年前は突然居なくなって悲しい思いをしたというケースもありました。だけど、ほとんどの猫は至って元気で楽しく暮らしていると思います。獣医師はマイナスなケースを多く知ってしまいますのでどうしても室内飼いを指導してしまいがちですが、私が猫ならそんなのまっぴらごめんですね。獣医師という立場ですので、もっと犬や猫の気持ちを考えてほしいと思います。まあ、そんなこと言っても獣医さんも仕事以外に何もせず、出かけるとしたら勉強会っていう人が最近多いですし、室内飼いを推奨する会議にも出てますから仕方ない事もわかります。
まあ、そんなことだから自然の中に暮らす猫を上手に描写したBSの映像に釘付けになるわけですね。最近では瀬戸内の離島やあえて猫の町をアピールしているような町以外では外でひなたぼっこしている猫と出くわす方がまれになってきました。
まあ、そんなことを言っている私も昨年舞い込んできた子猫はおじいちゃんの家でほぼ室内飼いです。こんな私ですので、家族、親戚の中でも私の意見は少数意見です。結局出入り自由を否定されてしまいます。多数決恐るべしですね。

Up — posted by 管理人 @ 09:23AM