大学生時代に千葉県の袖ケ浦カントリークラブで行われていた試合を観戦した際、ティーショットを左に曲げて林の中から打つ前に『まーー、またこれでダボかぁ』と言いながらリカバリーショットを打つ姿を思い出します。倉本さんや湯原さんが若手で台頭しはじめ、ライバル青木さんや売り出し中の中島さん、海外勢ではリートレビノさんも出ていました。ジャンボ尾崎さんがその後黄金期を築いた訳です。
ジャンボ尾崎さんと言えば習志野。千葉県習志野に日大キャンパスがあります。そこでバイクのジムカーナ競技大会があり、バイクショップのトラックにカワサキZ750FX3を載せて参戦したことがあります。助手席には当時家庭教師をしていた中学生をカメラマンとして連れて行きました。練習ですっこけて左手が血まみれになりながら本選出場。結果は何位か覚えていませんが、真ん中くらいの順位だったと思います。私より上位にスズキの400に乗った女性がいたことは記憶しています。その帰り道に確か当時尾崎さんのゴルフショップがあったように居臆しています。
晩年はレギュラーツアーに拘り、シニアツアーには出ず、最後に彼の雄志を観たのは10年以上前に笠岡市の瀬戸内海カントリークラブです。今や世界的ゴルファー松山英樹が大学生アマチュアでプロの試合に出ていた頃だったと思います。ジャンボ尾崎さんのシルエットは相変わらずでしたが、どう見ても筋肉がなくなりオーラも無かったと思いました。
まあ、人生いろいろですが、本当にゴルフが好きで実は不器用だったのでしょうね。いろんな意見はあると思いますが、たくさんの感動的なショットを見せてくれたことは確かです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
— posted by 管理人 @ 10:51AM