またまた教育機関に問題が発生しました。面接試験で服装態度を考慮するのは大人の世界では当たり前ですが、子供の世界では考慮してはならないとなるとかなり疑問に思われます。こんなとき子供に意見を聞いてみると、『人を外見で判断するなと大人たちが教えているのに言っていることとやっていることが違うじゃないか』と反発するのが当たり前ですよね。小学校中学年までならそれでいいと思います。ただ、ここで問題になるのはやはり肉体の成長とともに精神的にも成長をしていかなければならない中高生に対してどのように接するかだと思います。成長発達にはそれぞれ差がありますのでひとつの線で区切るのは難しいことです。ですからその難しさは現場の先生が一番理解考慮してがんばっているはずなのに、机の上で線引きをしている一部の先生や文部省のお偉い様が子供の意見を尊重するという名目の元、判断してしまうという浅はかさに現場の先生は困惑していると思います。
学校教育にも当然限界がありますし、先生の能力もさまざま、わからない問題があってもかまわないと今は思えますが、これは大人にならないとわかりません。安全、安心の『事なかれ主義』が横行しているナンセンスな日本社会。これから苦難の道に突入することになる中高生にとって、いろいろ問題が出るのが自然ですからその問題に直面したときどのようにして解決するかを考える教育をして欲しいものです。加えて、能力には限界があって、解決できないこともたくさんあることを知るというのも面白い教育になると思いますが、みなさん如何でしょう?
橋下知事のご意見を伺ってみたいところですね。