当然のことながら私はカープファン(アンチ巨人)ですが、昨日西武ライオンズが日本一になってほっとしています。西武ライオンズと言えば以前はクリーンなイメージでしたが、社長の問題で一気に汚く、暗く、裏のありそうな結局パリーグの球団という感じに陥っていたと思います。しかしながら、松坂以降若手の成長により勢いのあるクリーンなイメージを取り戻しつつありました。対する巨人は相変わらず駒集めのコレクター体質で結果のみを追求するという現代の日本社会とどうしてもかぶってしまうような経営(アメリカ式)で完全に日本の庶民感情を逆撫でしているとしか思えません。
そんな対決ですから、もし巨人が勝とうものなら日本の多くの野球ファンが『世の中やっぱり金しかねえなあ』で 一気に不景気風に流されるところだったと思います。西武が何とか上手に勝ってくれたおかげで少し心の中に爽やかな風が流れたように感じました。よかった、よかった。
一方、カープの経営は厳しく、金が欲しい選手(名前は出せません)は商品化してお金と引き替えに出て行ってもらって新しいフレッシュな選手で勝ち抜くという、他の球団に無い経営方針の下、がんばってくれていると思います。ここ数年は特に選手の名前ではなく、その日の調子を見て考える野球をしてファンを楽しませてくれていると思います。もうお気づきでしょうが、結局言いたいのは『がんばれ、カープ』でした。