先週新しいバイクが納車され、日曜日の早朝岡山県の県北方面まで慣らし運転に出かけてきました。毎年この時期が最も気持ちよく走ることが出来るのですが、今年は例年になく低温で、その日も6時過ぎから走り始めて新見方面につく頃には外気温はなんと5度。さすがに手がかじかんで集中して走る事が出来ませんでしたね。
バイクは集中力と洞察力を要求されますのでそれが維持できない人にとってはとっても危ない乗り物です。バイクはいろいろなことを乗り手に教えてくれます。感覚的なことと理論的なところを上手くバランスして乗り方を工夫すると、とっても判りやすく変化します。最近の良くできた自動車は何の変化も無いというか全部機械が勝手に動いて安定してくれるので乗り手の技量は低下するばかりですよね。その点、バイクは人間側の要素がまだ残されています。
安全、安心ばかり求めていると、人としての技量は低下するばかりですから、皆さんも少し危険なバイクに乗って、非日常を体験してみませんか?新しい自分を見つけられる人もいるかもしれません。