国会議員さんに国民目線で政治をして欲しい。なんていう街頭インタビューが今朝のテレビで放映され、コメンテイターも頷いていましたね。国民目線、いろいろな国民目線が有ると思うので、その言葉だけで賛同するのは如何なものでしょうか?
そもそも、税金はなるべく多く払いたくない、高速道路や生活必需品などは安くして欲しい。つまり需要と供給のバランスを考えないで感情的に物事を見ているのがこの国の多くの国民目線の様な気がします。
つまり、結果として今幸せで、今後も幸せ、オマケに将来に夢がある生活がしたいわけですよね。そんな現実からはかけ離れた国民目線を持った人が多いから前回の選挙で民主党が勝ったんですよ。だから、前回の選挙は国民目線で出来もしない机上の空論をぶちまけたら勝ってしまった訳です。
選挙が終わったとたんのテレビ番組でまた国民目線なんて言葉が出て、コメンテイターがそれを支持する。結局ここの国民の自覚と知性が稚拙である事をもっと政治家は自覚するべきです。支持者を集めて討論しても、本当の国民目線は感じられません。出来る事ならば、不支持者の意見を参考にして討論していただきたいものです。
いつも言うけど、もう遅い。