GWもあっという間に終わって、先週末は次男と南阿蘇村へ行って来ました。もちろん震災ボランティアではありません。南阿蘇村で生活していた次男の家財道具の片付けです。過去にも数回通った道でしたので、特に大きな問題も起こらず、何ごとも無く南阿蘇村へ到着。深夜到着でしたので、大家さん事務所の駐車場で車のオートフリートップを立ち上げて、寝袋で2人ごろ寝。夜が明けて周囲の現状をあらためて知ることが出来ました。2月に引っ越した平屋の下宿は潰れずに済みましたが、屋根瓦が落ちた性で、室内が雨でびしょびしょ。布団や洗濯もの、その他台所用品等が散乱して大変なことになっていました。未だに断水しているので汚れ物は捨てるしかありません。とりあえず、主立った電化製品と被害を免れた本や衣類を車に積めて、昼前に現地をでて、夜7時過ぎには自宅到着の運びとなりました。
ほとんどの学生アパートは1階部分が倒壊していました。あの惨状を見ると、命を無くした方がそれ程多くは無かったことの方が驚きです。ただ、実際に行ってみて感じたことは本当に今回の震災はピンポイントだったということです。ある程度情報として知っているつもりで出かけたのですが、自分の予想を超える局地的惨状といえるでしょう。まあ、これも貴重な経験ですね。
日本に住んでいる以上、これは何処でも起こりうる事なんだと再確認しました。後は、阿蘇山が大人しくしていてくれれば良いのですが・・・。こればかりは判りませんね。