昨日のNHKで放送されたドクターヘリの番組、面白かったと言うか凄かったですね。このシリーズは毎週録画をして寝る前に見ていろいろ考えさせられるNHKにしか作れない番組です。動物病院も2回ほど放映されました。
昨日のドクターヘリは今までに無く臨場感があって、ドクターの人間性も素晴らしく、スタッフもやる気満々。だけど、一番凄いと思ったのはヘリパイロットですね。僻地医療で土地はあるけど今や里山では無くイノシシ山ですから、雑草地ばかり。そんな中田んぼのあぜ道かと思うような所にも上手に着陸し、スムーズな離陸とホバリングに見とれてしまいました。
番組の内容も素晴らしく、久々に凄いなあと感心してしまいました。
だけど、やっぱり気になるのがコストですね。後期高齢者の一人暮らしのお年寄りの命を救う事は理想としては素晴らしいけれど、嫌らしくコストを考えたら、この国の労働者が今後もこのスタイルを維持できるよう納税できるかがキーになりそう。それぞれのプロフェッショナルがみんなタダ同然で働いているわけではありませんから。
我々獣医界はまだそういった意味では国民の税金にまで手を出している業界ではありません。って言いたいけど、加計学園は愛媛県の納税者の負担も結構なことになっているのでしょうかねえ。
とにかく、何をするにも出来る事はやっていかないと後が続きません。がんばれ日本!!!