吉野彰さん、受賞おめでとうございます。旭化成名誉フェローと書くと良い感じですが、サラリーマン研究者ですから立派なものですし、我慢された結果だと思います。結果の出ない研究者がほとんどでしょうに。
昨日、NHKの夜の番組に生出演されていました。皆さんご覧になりましたか?クローズアップ現代という番組だったと思いますが、吉野さんの若い頃の社内でのエピソードのお話の中で、つい発した単語が番組を凍らせてしまいましたね。その言葉とは『若い頃は社内で○鹿だ、○ょんだと言われて・・・』何気ない現場の普通に転がっている表現を素直になさっただけですが、司会の方は大慌て、すかさず謝罪のコメントをその場で仰っていました。その後、吉野さんはその事にもちろん気づかれて、少し表現の大胆さが薄れたことは皆さん感じられたでしょうね。
現場というのは、そんなものです。今日も某専門学校から研修に来られた方がおられましたが、現場をどう感じられたのでしょうね。当院は包み隠さずがモットーですから、圧倒された事でしょう。まあ、遠回しに説明したって時間の無駄ですからね。吉野先生のこの失言も、実際あったことですから、本当だったらそのまま放送しても何ら問題は無いと思いますが、苦情の電話が面倒なのでしょうね。だけど、真実をそのまま報道してもらわないと、若者は育ちませんよね。もうすぐ大門高校での出前授業です。高校1年生に向かっておもろいおっさんを演じてきますよ。