毎年12月8日が近づくと各局で映画『トラトラトラ』が放映されます。今年も例年よりも見かける事が多かったように思います。私はDVDも持っていてチョー暇なお昼に見ることがあります。日本側目線と米国目線の違いが結構リアルに感じることが出来る作品だと思います。一昨日、たまたまTVオンしたら、ちょうど放映中で日本の戦闘爆撃機の一団がハワイオワフ島近くで民間機の飛行訓練機を囲んで飛行訓練の先生が慌てて操縦を代わって急降下しながら飛び去るシーンでした。もちろん、こんな事実があったかどうかは定かではありませんが、昔からアメリカの女性はしっかり社会進出していたんだなと、あのシーンをみてはじめて感じてしまいました。
そもそも、この映画が上映された頃は私が小学校の頃だったと思います。もちろん、初めて見たのはテレビ放映された時ですが、子供の頃は同じ映画を見ても日本軍は格好いいなーくらいな乗りでしか見ていませんでしたからこのシーンをその後何度みても今回のような感じ方をしたことはありませんでした。
昨日も、人材派遣会社から直接私の所に面談に来られた方がいましたが、就職希望の方はやはり週休2日とか各種手当てが充実しているところを最優先して選ばれています、って仰っていました。どんなスキルを身につけることが出来るか以前にこれですからね。この国の将来はやっぱりだめだわとつくづく思いました。
悔しいけれどアメリカは偉大です。将来の夢を語ることが最優先ですから。飛行機の免許を取ろうなんか普通の日本人の脳裏には浮かびませんよね。ましてやその教官が女性だった、それも太平洋戦争開戦前の時代だった事が真実だったら・・・。日本人危うしですね。