コロナ禍で我が業界もWebセミナー三昧でございます。ほとんど時間が合わないので見ることはなくなりました。情報垂れ流しだし。
先ほどEメールでセミナーの開催案内が届きました。病院経営セミナーです。お題は『今後の病院経営を支える、若齢からの健康診断』です。まあ、若い頃から検査をして健康診断の重要性を飼い主に徹底しておくと、お金の流れが良くなるよって内容だと思います。もちろん、正論ですから良いことではありますが、なんかその裏に業界のビジネスが見え隠れします。健康診断をした翌日に体調を崩すなんて事もありますから、その重要性は????
私だったら、心配事があったら院長に相談しましょうね。で良いじゃんって思います。
昨今の動物病院経営は院長が休みたくて獣医師を雇い、その分診療費が高くなり、来院どころか飼育頭数の減少を招いていると私は考えています。
そもそも、健康な犬猫を飼うって事を目標にすること自体ナンセンス。生き物は全てにおいて病気はするし、最期は悲しいお別れが来るって事ですから。
アメリカの獣医さんは完全なるビジネスです。ヨーロッパは飼い主のサポートがメインです。オーストラリアはどちらの文化もある感じに思います。私はどちらかというと、飼い主という人のサポーターですかね。昔はもちろんビジネスです。今だから言えることです。若い多くの先生がその事に気づく日が来るのかどうか?こんなセミナー聞いちゃったらアメリカの先生のまねごとですね。もちろん東京で開業している先生はそれが正解だと思います。東京は地理的には日本ですが、考え方はアメリカですから。東京以外の日本と東京は違う価値観ですよ。それも知らない人が多いんだろうね。地図上のアメリカと本当の意味でのアメリカは違います。それこそウクライナもアメリカだし、日本も韓国も台湾もフィリピンもアメリカですよね。今の若者のほとんどは日本の県庁所在地も言えない人がたくさん居ます。こんな変な話は理解不能です。まあ、お互い様ですね。チャンチャン!!!