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June 06, 2009

冤罪 ID:1244245760カテゴリー » 院 長

冤罪かー、DNA鑑定の精度って以前はそんなモノだったのですね。全く知りませんでした。
以前、痴漢容疑で拘束された人の話や、四国の県警白バイ事件など、組織犯罪とも取れる事件は精神的に追い詰められた結果自白を強要され、司法の判断が大きくねじ曲げられた結果起こるのです。一人一人の職務は皆さん一生懸命行っていますが、大きな組織となるとこれがとんでもない結果を生んでしまうものなのです。
本当に怖い現実ですよね、深く考えさせられてしまいます。調書って結局文字の世界ですし、細かな感情表現や、素人には判りづらい専門用語で幾らでも上手にねじ曲げられます。まじめな裁判官はその人を裁くのではなく、文字情報と過去の判例から裁いてしまうので、この文字情報には幾らでも違った解釈が出来ることをもっと判った上で、少しでも正しい司法であってほしいものです。
まあ、人を裁くって本当に大変で責任は重いです。でも、その職業を選んだからには陪審員制度なんかで責任逃れしないでいただきたいと思います。
被告になった方々の過去を取り戻すことは出来ません。せめてお金でってことにしかならないことが悲しい現実です。事件に関わった警察の方々は実名報道されることはありません。もしも同じ事を繰り返さない方法があるとしたら、この事件に関わった関係者を公表するか、他の部署への移動が良いと思うのですが。厳しいと思われるかもしれませんが、被告やその家族の気持ちになったらそんなに厳しいとも思えませんね。

Up — posted by 管理人 @ 08:49AM