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March 15, 2025

職業講座 ID:1742011374カテゴリー » 院 長

3月12日水曜日、今度は市内駅家町の中学校での出前授業です。
中学校一年生だから、スライドも文字での表現を少なくし、画像を多めにして準備をしました。
まずは、学校に少し早めに到着、待合室は図書室でした。その後定時になって女子中学生が私の名前を呼んで教室までご案内。少しばかりの雑談をしてこの学校の特徴を聞き出します。
さあ、教室に入って普通にまず挨拶。子供達の挨拶も思ったよりも元気良し。良い感じでのスタートです。雑談をしながらプロジェクターの準備。そして生徒の代表が進行係として登場。かなり小さな声の男子生徒でしたのでみんなの応援あり。生徒による挨拶から講義の開始。
まずは、将来について今どう思っているの?を聞き出します。その後獣医師ってどんなことするの?をせつめい。開業以外にもいろいろな働き方があることを伝えました。そして私の話を少々。その後、普段の診療とか手術の画像をちょこっと披露。結構グロテスクな画像もいれながら、仕事の大胆さをアピール。そして、普通の人なら大変と思って躊躇する事を、なぜか私の場合は躊躇せず突き進む事を選択して居ますよ、と説明。最後の症例は犬の断耳です。動物愛護の精神からすると虐待ですね。でも、これも他の獣医師がしないから私がする羽目になっているだけですと説明。社会のルールに沿って生活する事も大事だけれど、世の中には犬の耳を無理矢理切って形を楽しむ人も居ることを疲労しました。人で言う美容整形チックな話です。自動車やバイクだったら、変な色に塗ったり車高を落として火花を散らしたりする人も居ますよね。自分の顔の一部に注射したり、顎の骨を削ったりする人も居るでしょ。犬も猫もいろいろな楽しみ方があると思った方が良いですよと説明すると、なんとなくそうなんだなぁーって顔になるから面白いですよね。テレビでいい加減なタレントを使って過剰な動物愛護を披露しているこの国ですから、それに習った何も出来ない、許容しない獣医師が多数になるのは仕方ない事かもしれません。
結局、私が伝えたかったことは、仕事を楽しむ事が幸せにつながりますよと言う事であって、金持ちになれる職業を選んだとしても、幸せになったり、楽しめたり出来るとは限らないよって事が言いたかったのですが?伝わったかな?
と言うわけで、仕事を楽しめている獣医師だからお呼びが掛かったと言う事だけは真実です。楽しめていない獣医師には申し訳ないですが、それが現実なんです。チャンチャン!!

Up — posted by 管理人 @ 01:02PM

February 15, 2025

パンダ ID:1739578628カテゴリー » 院 長

先日、お休みを頂いて和歌山県のアドベンチャーワールドに行ってきました。目的はパンダを観ることです。上野は数回、王子へは一回観に行ったことがあります。和歌山の白浜ですから、都会では無い所で初めてのパンダです。まずは、外で笹を食べているパンダから。どう見ても着ぐるみにしか見えない仕草。その後となりのパンダ舎の中にいる竹を上手に縦に裂きながらかじっているパンダ。はじめは観客側からは最も離れた少し高いところで竹をかんでいたのですが、その後わざわざ観客の目の前に降りてきて尚且つ大股を開いて竹を噛み始めました。完全な野生では無いですが、こんなことも出来るパンダ。もう役者ですよ。最後はガラス張りの中にいるパンダを観て終了。60過ぎの爺がみても穏やかな気持ちになりました。パンダ、すごい。まだ行ったことのない人は是非言ってきてください。爺でも楽しめます。
その後、イルカショーを観ました。30年近く前にはアメリカ西海岸、サンディエゴのシーライフパークでシャチやイルカのショーを観たことがあるので、スケールはそれほどでもありませんが、トレーナーの方々の愛情たっぷりの演技とサービスにこれまた爺の心は洗われました。動物関係の仕事をしている自分からみても、若いみんながあんなに一生懸命イルカや小型のクジラたちと関わって居る姿を観て気持ちが良くなりました。これまたお勧めです。
白浜を含めて和歌山を少し観光して帰る予定でしたが、心配な症例が当院に運び込まれましたので、翌日朝ご飯の後に直行で帰ってきました。お昼過ぎには自宅に到着。無事に対応することが出来ました。めでたしめでたし。
とにかく、皆さんパンダを観に行きましょう。日本の若者も頑張っていましたよ。

Up — posted by 管理人 @ 09:17AM

January 26, 2025

メディアのあり方 ID:1737851147カテゴリー » 院 長

つい先日からCS放送のプログラムでアメリカミシガン州のドクターポールという年配の獣医さんの現場仕事の様子を伝える番組を録画し始めました。日本の無料地上波ではこんな番組はありません。アメリカの人たちはこんな番組を普通に見られる幸せ者ですね。つくづくアメリカの偉大さを感じます。
以前も時々タイミングが合えば少しの時間この番組を見たことはありました。録画してまで見ようと思ったきっかけは、牛の切胎術や馬の安楽死を放映していたからです。牛の胎児がお腹の中で大きく育ちすぎて分娩不能になり胎児がお腹の中で死んでしまった場合に胎児の肩甲骨を切断して取り出します。そのシーンは私にとっては懐かしい場面です。
私が平成元年に福山に帰ってきて、主に牛の診療をして居た父親の仕事を手伝いながら犬や猫の診療をして居た頃の話です。芦田川沿いにある畜産農家の牛舎の中でベテラン獣医師の父親が包丁を布で巻いて切胎を始めました。
お前、やれぇ。
えーー、そんなんしたことない、やって。
流石に当時の私はそんな状況だったと思います。もちろん、死んだ胎児を取り出すのは自分がやりましたが、肩甲骨を外すのはほとんど父親がやったように記憶しております。
後にも先にも切胎術なんてその時しかありませんでした。チャンスは一度だったんですね。今なら上手にできる自信しかありませんが・・・。そんなチャンスはないでしょうね。
人生いろいろな体験をします。でも、こう言ったチャンスがあってもなかなか経験のないことをいきなり現場でやれと言われてもできませんよね。歳を重ねて、失敗をたくさん経験してそのハードルを乗り越える気持ちが芽生えないとなかなかこのハードルを越えることはできません。
この番組を見てその当時の自分の心境が蘇ってきました。獣医師の仕事ってそんなにかっこいいものでもないし、綺麗でもない、オシャレでもない。そんな現場をそのまま放映できるアメリカは悔しいけれど面白い、でっかい国なんですよね。

Up — posted by 管理人 @ 09:25AM

January 23, 2025

私のこれから ID:1737601535カテゴリー » 院 長

今年も相変わらず同じ様なくだらないニュースで皆さんああだこうだ言ってます。今日は予約診療日でゆっくり診療できるからいろいろな飼い主様と動物のことは早々に用事を済ませ、動物とは全く関係の無いような雑談をして楽しみました。
実は昨日若い獣医師で某フードメーカーの営業をされている方の訪問がありました。関東で動物病院で働かれた経験をお持ちのようでした。昨日も予約診療日でしたのでお昼を過ぎて2時過ぎまでいろいろな話をさせて頂きました。今の30代の若者獣医師はどんなことを考えて居るのか等々、会話の中で感じ取ることが出来ました。
まあ、そこで感じた正直な意見を言うと、スピード感が足りない感じでしたね。悪いことではもちろんありませんが、みんなと同じレールに乗っかった人、でした。新しいフードの説明も会社の言った通り、何一つ間違ったことはしゃべらない、普通に真面目でいい人でした。西谷式で言うとルールを守りすぎている感じです。悪いことは一切ありません。


以前にもお伝えしましたが、今年と言うより今後の人生の目標はズバリ

死ぬまで納税
です。スキーにボウリング、ゴルフにツーリング、温泉旅に自動車レース。とにかくお金を使うので、死ぬまでゆっくりする気持ちは全くありません。そんな爺を演じて人生の最期を迎えたいモノですね。

Up — posted by 管理人 @ 12:05PM

January 06, 2025

あけましておめでとう! ID:1736126479カテゴリー » 院 長

新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

ついに2025年が始まりました。昨年末より西谷家はそれぞれが風邪をひいてしまいました。高齢者を持つ家庭ですので、動けないわけでは無いけれど予定していた仕事以外はほぼ寝正月となりました。
皆様はどのようにお過ごしになったのでしょうね。
さあ、今年も一年いろいろな事があると思います。まだまだ成長出来るように日々を考えて行動していきたいと思います。

Up — posted by 管理人 @ 10:21AM