いやはや、相撲の世界は大変なことになっています。なにやら偉い学者さんが出てきて7勝7敗のあと1勝を売買している可能性が高いなんて話まで出てきています。もちろん、数学的には当然おかしいでしょうね。でも、たとえば相手があと1勝で勝ち越し、こっちは既に負け越し決定だったとします、昔なら無気力相撲、つまり負けてあげても良いかな?って気持ちの取り組みで、勝率が変わったと思います。これって、とっても日本人としてはわかりやすい人情が絡んだお話しになるだけで、なんの証拠もないでしょう。現代人のお相撲さんはそれが金になるって誰かが言い始めて実際そうなったってことではないでしょうか?オマケに、メールだの銀行口座だのにしっかり証拠を残す、お○かさんだから・・・。
最近、相撲をみるとしたらほとんどおじいちゃんの家で夕食を一緒に食べるときくらいなのですが、凄い数の外国人力士がいるんですね。彼らは恐らくお金目当てのプロスポーツとして相撲の事を捉えていますから、多少の演出があって観客が喜べばそれで良いって感覚だと思います。みんなそれぞれに違った文化をもっているけど、同じ相撲という日本の国技に挑戦しているわけですね。それは、ある意味良いことだと思います。だけど、ここまで体格差のある人同士が同じ土俵で勝負するとなると、相当なワザの持ち主で無い限りは結果は自ずと決まってきますよね。数学的には結果は明白。ところがそればかりではない事にみんな惹かれて観衆は一喜一憂するわけです。
そのうち、時代はもっと変わって、周りの人に言われて単純に相撲取りになった無気力な若者同士が漠然と取り組んで、勝利者インタビューも同じ内容のことを喋るだけ、ってとんでも無いことになりそうで怖いですね。いや、その頃の日本人はマニュアル化されているからその方が怪我も少なくて安心してみることが出来るって観衆が多くなっているかもしれませんね。みんな無気力ってどうなの?とほほ