学校の先生はとてつもなく大変です。私が学生だった頃はとても良い時代でしたので、先生の言うことを聞かなくても自分で(全て自己責任)いろいろ決めて失敗して経験を積む事も出来たし、結果として先生の言うとおりにしておいた方が良かったと反省することもしばしばありましたね。今の若者を見ていると、もちろん私のように自己責任論がしっかりできあがっている人も居ますが、私の感じるところによると、ある意味まじめで先生の言葉に心や考え方を動かされる若者が増えているような気がします。その先生方の何気ない一言が子供達の人生を左右する事も多いのでは無いでしょうか?
最近は本当にこの人高校卒業しているのかな?と思うほど、会話が出来ない、言葉をあやふやに理解してしまう若者(と言っても30歳を過ぎた人だったりしますが・・・)が多いように思います。ですのでいろんなところで思うように事が進みません。説明して、頷くから理解できているとこっちが思っても、とんちんかんな今までと同じミスを繰り返す。結局自分の思っていることが正しいと信じているので、何を伝えても返事はするけど変化はしない、って感じですね。
まあ、私に関しては明確に社長と従業員の関係ですから、お金を払って働いて頂いている訳です。こちらの都合も十分に考慮して頂かなければと思って厳しく指導していますが、学校の先生方は生徒側から給料をもらって物事を教えているという、考えて見ると真逆の関係とも言えるかと思います。ココが事を更に難しくしているといつも考えてしまいます。
学校の先生はやっぱり厳しい態度で学生に接して欲しいです。生徒になめられてはいけません。加えて、中には本当に敏感で先生の一言で人生が変わる生徒も多いと認識して、これから訪れるこの国の厳しい状況下でも粘り強く生き抜く術を教えてあげる必要があるわけですから。
世の全ての先生方に心からエールを送りたいと思ってしまう今日この頃ですな。