いやあ、錦織くん頑張りました。朝というか夜中に起きて応援してしまったマレー戦。男子テニスのトップ10は明らかに体力とメンタルで勝敗が決まるという接戦です。あんな試合を見せられると、とんでも無く努力した人が尊敬されると言う、全くもって当たり前の現実がそこにあると強く感じます。
賛否両論あると思いますが、解説の松岡修造さんにも感心させられます。日本の放送ですから、錦織贔屓で当然と言う楽しさと、もっと上を目指す為へのコメントがちらほら。選手心理の動きを上手に表現したとても良い解説だったと思います。ゴルフ解説の羽○さんとは全く違いますよ。日本の解説者のほとんどはアナウンサーの問いかけにどちらかというとセオリーで答えているだけですからつまらない。学歴ではアナウンサーの方が圧倒的にすぐれているのでしょうが、テニスの世界では松岡さんの方が当たり前に凄い成績を残していて、今回もアナウンサーの問いかけに答えているような、いないような、上手に受け流しながら、メンタルを視聴者に伝えてくれていました。もしも出来たら再放送で確認して見てください。
考えて見ると錦織くんも26歳。過去のこの日記にも登場したこと数回。彼が10代の頃、テニスは上手だけれど、体格で劣る所をカバーしようと考えすぎて怪我で駄目になりそう、と書いた記憶がありますが、もう撤回する時が来ましたね。錦織選手のテニスが世界を魅了して、張り合うどころか、彼自身の彼流のテニスをするだけで相手のメンタルを崩せるレベルになっていることを今日確信しました。
もう若くないのでそろそろグランドスラムをと願うばかりです。