昨日のお話です。
一昨日の休診日に当院で狂犬病予防接種をうけられていた犬が他人を咬んだと言うことで来院されました。当番スタッフは私に連絡をしてきましたが、その時私は米子市内のバーガーキングでダブルワッパーチーズをほおばっている最中でしたので対応できないことを伝えたのですが、何やらいろいろ仰って対応に苦慮しているようでした。そうは言っても物理的に対応できないことと、役所の人の意見に理解不能な点があったため昨日福山市動物愛護センター職員に問い合わせました。
これまでは、咬傷事故を起こした犬の飼い主が事故の概要を報告し、それを愛護センター職員が加害者の情報を含めた報告書を作成しすぐに加害犬の飼い主に送付する。その間に獣医師は狂犬病の鑑定を実施し、2週程度の期間を空けて再鑑定を実施し狂犬病に罹患していないことを確認して診断書を作成し、それを添えて飼い主が愛護センターに送付すると言う大体の流れだったと記憶しています。
ところが今回の職員は加害飼い主に文書は送付したりしないと言い張ったそうです。ですので、翌日私が愛護センターに連絡を入れたところ、当日の担当は不在とのことで、つ○という名前の職員が対応しました。対応は同じで文章はなくても獣医が鑑定すれば良いんですよ、ってな具合でなんとも横柄な言葉遣いにカチンときた私は所長に電話を代わってもらいました。そうすると、やはり文書が届きますのでそれを参考に鑑定を進めてくださいとの事でした。
つ○職員は被害者の住所や名前なんかわからなくても鑑定は出来るでしょ?的な考えだと思います。そもそも事件や事故は加害者と被害者がわからなければ基本的に成立しません。それが確認できないのに診断書を書くなんて変な話。と言うか、それで今までやってこられたこと事態が行政の現実なのでしょうね。自分流で書類だけ作れば良いと思っているのでしょう、まあ、変な時間と電話料金を無駄に使ったという笑い話でした。馬鹿馬鹿しいでしょ。行政の人たちにもまともな人も居ますが、変な人が多い印象になるのはどこの業界でも同じですね。変な開業獣医師でした。