昨日はオペの予定がなかったのでお昼に鞆町までお多福健康サンダルを買いに行きました。お店の表が綺麗になっている事は以前から知っていましたが、お店の引き戸を開けて明るく声をかけたら、中から出てきた方は以前と違って若い女性でした。健康サンダルを下さいと自分の履いていったサンダルを指さしてお願いしたところ、少し困った表情で、『在庫があったかなあ?ちょっと見てきます』とりあえず最期の1足があったとのことだったので購入してきました。そして今後は仕入れの予定がないと知らされました。とっても残念だなあなんて話をしたら、以前元気にお店に出ていたおばあちゃんが亡くなってしまったこと、さらに表玄関はおばあちゃんが亡くなる二日前に車が突っ込んできて壊れてしまい、仕方なく鞆の景観を壊さないように綺麗に修復する事になったことを教えて頂きました。困ったことに、お店も諸事情で継続して経営することが難しい故、サンダルも新たに仕入れる予定が無いという説明でした。
とっても良い雰囲気のお店とおばあちゃん。私の脳裏にはしっかり焼き付いています。風情という言葉が無くなって久しい現代に貴重な存在だった靴屋さんともお別れですね。
まあ、これも時代の流れ・・・。一つの時代が終わりを告げた昨日の出来事でした。残念!!!