学術会議に推薦者任命拒否問題。怖い時代になりました。というか、その事自体も問題ですが、当院の従業員さんの年代の方は何のこっちゃっ?状態であることも問題ですよね。もちろん私も20代だったら同じだったかもしれません。
日本人は、民度が高いとは思いますが、あまりにも簡単に他人を信用してしまう傾向がありますよね。それ自体はもちろん良いことです。だけど、今回の問題もしかりですが、無関心になってしまうと大変なことになってから慌ててしまいそうです。議会制民主主義を否定はしませんが、絶対ではありませんから、皆さんもいろいろな事象を気にしてください。トランプさんだって民主政治の中で生まれてきたわけですからね。
要は悪い人ではないと言う事と、いい人との間には相当なギャップが存在するという事だと思います。今の日本人って特に若い年代の人に悪い人は居なくて、だからといって凄い人も余り見かけない感じがします。2極化とは少しイメージが違って、全体的に沈下傾向と言いましょうか・・・。さみしい限りですね。根本は人口減少と教育だと思います。その教育にも、政府の意向がしっかり入り込んで、いつの間にか物事に無関心な人をたくさん生み出して、結局国民を平気で裏切るわけですね。そこで、政府の意向にそぐわない学者に対して任命拒否をするわけですから、さらに世界的な水準からみても、多方面で沈下傾向になってしまう訳です。だからといって私も仕事と遊びに追われて、政府に対してデモやストライキを敢行するわけでもないですから、結局無関心な国民になってしまっています。とほほ。