いやあ、きな臭い争い事の連続。集団心理の怖いところですね。お互いの価値観の違いを受け容れることが出来ない人たちは、結局喧嘩をして勝った者が正しいとされていく歴史の繰り返しです。
そういう意味では、資本主義が勝利した歴史が終わりつつ、次の違う価値観をどう捉えていくかが本当に重要となるこれからです。申し訳ないけれど、今の30代近辺の人に既に失望しているので次の世代、つまり今まさに義務教育を受けている世代が大人になる頃までには我々以前の年代の人たちが道筋をある程度立てておかなければいけない様に思います。
さて、パリのテロ、この後どういう展開になるんでしょう。一般市民が犠牲になる行為は単に憎しみという感情が残るだけですので消えることがありません。その反面、同じ争い事でも今日のニュースにあった、山口組系の殺人事件では、一般市民とは関係のない所ですので憎しみはごく一部の人にしか残らないわけです。それは昭和時代を未だに引きずった事件と言えば分かりやすいです。日本の事件は辻褄がまだ合うだけ平和ですね。
これから後は、今まで化石燃料に頼って発展した資本主義諸国も水素社会化に邁進し、中東の不安定さは更にましていくと思います。さてさて無力な庶民は結局今後を見守るしかありません。