先日、神奈川県で小学生がひき逃げされた、と言うニュースをご存じの方も多いと思います。一昨日、現場近くの防犯カメラに写っていた映像を見ました。もちろん、ダンプカーにひかれた瞬間が映っているわけではありませんが、小さなランドセルを背負った子供が横断歩道に向かって走っていきます。それとほぼ同じ速度でダンプカーがその交差点を左折しようとしています。丁度同じ速度、ガードレールもある状況なので子供の姿は大型車の死角に入ったまま。ですので誰が運転していても見えていない確率がとても高い状況と思われました。
ここからは私の勝手な解釈ですが、もしも、横断歩道の信号機が青の点滅だったとしたら、子供もそればかりに目が行き赤になる前に渡ろうとだけ考えたと思います。ダンプカーの運転手も歩道の歩行者用信号機が青の点滅だと気がついたら、そのうち走行している車線の信号機も黄色から赤になると予想したはずです。それに気がいっていつもよりもしかしたら幾分速いスピードで左折したのではないかと考えます。
もしも、私が運転手だったら同じ事を起こしていたかもしれません。つまり、ひき逃げ犯になったかもしれません。いや、ひき逃げはしないにしても、小学生の命を奪ってしまう事になっていたと思います。本当に怖い話です。
私の好きなバイクですら左右の後方には死角があります。ましてやダンプカーやトラックなどの大型車は死角だらけ。大人でもそれを理解していない人がいるし、先日私の実家の庭の中ですら怖い思いをしました。ドキッとしたのは私だけで、その原因を作った近所のおばちゃんは知らん顔ですものね。まあ、80過ぎのおばあちゃんだからどうしようもないけど・・・。
皆さんも、車の運転には気を付けてください。