以前は普通に存在したものが最近世の中に無くなっていったもの。という始まりでいろいろな項目を並べているコラムを読みました。喫茶店、駄菓子屋、銭湯、畳屋。キャッチボールをしている子供っていうのもありました。子供を叱る怖いおじさん、先生のゲンコツ、ビンタ。コラムの結論は見かけなくなったものに大事なものがずいぶん含まれている、でした。
私がなるほどと思った項目は、かかりつけのお医者さん、と言う項目です。そうですよ、そう言われると私にもいるようでいない。かかりつけって言う言葉の意味にいろいろありますが、何でも相談にのってくれそうな人、医師のことをここでは指しているように考えてしまいます。
酒屋さんはコンビニに、畳屋さんは住宅設備会社になって、専門だけでは生きられなくなっています。反面医師の場合、あまりに診療科目が細分化されて、世間話が通用しない、病気って罹ってみると精神的なフォローが最も重要なのに、身体を治す医師と心を治す医師が違う。患者さんは不安ばかりが先行して、診断や治療もセカンドオピニオンが無いと決断できない・・・。
なんだか、ちょっとしたコラムを読んだだけなのにこんなに考えが広がってしまうんですよね。みなさんはどう考えますか?