昨日(9月15日朝刊)の朝日新聞に関東の医師がコロナワクチンを希望する患者様に生理食塩水を注射していた、という記事がありました。これって、詐欺ですよね。だけど、医師自身がワクチンに懐疑的な考えをもっているから、副作用を考えて生食を注射したと言い訳しているみたいでしたね。ワクチンに懐疑的な考えをもつ事は理解できます。だったら、ワクチンを希望する患者さまには他院で接種して頂けば良かっただけです。全く、言い訳にも値しません。
過去に我が業界でも同様の事を聞いたことがあります。確か、千葉県の船橋で開業している獣医師の事だったと思います。狂犬病の予防注射の際に生理食塩水を注射している獣医師がいる、と言う事でした。確か私の母校の出身だったと思います。それだけでなく、千葉だったか茨城だったか忘れましたが、狂犬病の注射頭数として報告されている頭数と、ワクチンの消費量が極端に違うという話も過去に聞いたことがあります。狂犬病は今日本にないから副作用を出して評判が悪くなるのが嫌だからって良いわけだったと思います。
これらは、考えの根源は同じですが、どちらも詐欺ですよね。数字が合わなかった時点で修正されていれば良いのですが、今はどうなっているのでしょうね。未だに、人間の医師にもこんな考えの人がいて、ワクチンを希望している人に対しての裏切り行為以外の何物でもないし、費用が無料とは言え、ワクチン済みの報告は役所にあげているでしょうから、大問題だと思うのですが、新聞以外でこの話題をもっと大きく取り上げて欲しいですね。